KINKY BOOTS(キンキーブーツ)

先月、ミュージカル「KINKY BOOTS」のプレビュー公演を観に行きました。

2006年に日本でも公開されたイギリス映画「KINKY BOOTS」のミュージカル化。

当時、私の番組内で映画の紹介をした記憶があります。

老舗靴工場を継ぐ継がないでもめる息子と、ハイヒールに並々ならぬ思い入れのある
ドラグクイーンの物語。

Kinky_Boots_(movie_poster)

映画はとても楽しめた、という印象のまま、それっきり観ていなかったのですが、ミュージカル化と聞いてとっても楽しみにしていました。

しかも、音楽のプロデューサーはシンディ・ローパーです。

シンディと言えば押しも押されぬ大物ミュージシャン。音楽史に残る名曲をいくつも残していますね。

ちょっと前まではアメリカのテレビでCYNDI LAUPER:STILL SO UNUSUALというリアリティ番組を放送していました。

シンディと、夫で元俳優デビッド、15歳の息子のデクリン君の家族の日常を追ったドキュメンタリー。

デビッドが他人に子育てを任せたくない、ということで、専業主夫に徹しています。

華やかなシンディーのイメージですが、実はものすごく良いお母さんの顔を持ち、仕事と家庭を両立させる地に足のついた生活を送っています。

ちょっと話は飛びますが、そのしっかりした姿勢やスタイルは、以前、番組にゲストに来てくれたチャラやUAにも通じるものがあるなと感じました。

cyndi_prefam_slide

さて、本題のミュージカルはどうだったかと言いますと…

「面白かった!」

笑えて、ちょっとシンみりして、そしてドラグクイーン達の唄と踊りが最高。

ミュージカル全体を通してどの曲も生き生きと、素晴らしいっていうのは実はなかなか無いんですよね。けっこう「そこの場面、歌にしなくても良いのでは」ということがありがちなのですが、さすがシンディー・ローパー、どの曲もいい!

もしミュージカルを観たなら是非映画を、ミュージカルがまだなら映画を観て、そして胸を膨らませて観に行って下さい。

でもね、どーゆー訳か、ドラグクイーンのローラ役のビリー・ポーターが「本当はストレート感」が否めない、といいますか、逆に、だからこそ演技が素晴らしいって思えたんだよね。

これが俳優のプライベートも100%ゲイゲイゲイのローラならつまんなかったも。

あ、ビリー・ポーターが組合員か否かは定かではありませんのであしからず。

"Kinky Boots"

観終わった後、会場から出ようとしていたら、一緒に行った友達が、若い男の子と話をしはじめた。最初は「どっかで見た顔だな〜、ルイスの末の弟だっけ…」と、スケートボードでたまにうちに遊びに来る若い男友達の顔がよぎったのだけど、なんと、シンディ・ローパーの息子さんじゃないですか?!

この日、初めてミュージカルを観にきたそう。私と友人はリアリティーショーでデクリン君の顔を覚えていたので気がついたのですが、他の誰もが気づいていない様子。

デクリン君は本当に良い子で、さすがシンディーの息子です。

もし「ちょっと私たちとお茶しない?」と誘ったら来たんじゃないかなっていうくらいの
気さくさでした。

「KINKY BOOTS」これはMUST SEEの一作です!

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靴と言えば…

ロンドンに住んでいる時には、今と違い、今でも思い出せるくらい少ない靴で暮らしていました。物欲が殆ど無かったんですよね。

持っていたのは、バイカーブーツ、ギャルソンのオックスフォードシューズ、アニエスBのフラットシューズ、リーガルのローファー(時代ですね…)、VIVA YOUのデザートブーツ、ロンドンで買った数足のハイヒール…。

そしてそれらを修理に出しながら大事に履いていた訳ですが、イギリスの靴の修理の技術が凄かった。
捨てる寸前だった靴は、踵の修理だけではなく、裏も全面張り替えてくれるわ、穴はふさいで縫ってくれるわで、新しい靴を買わなくても、修理から帰ってくる度に新品同様になって戻ってきたものでした。

いつしか「靴は一生もの」というイメージがついたのです。

しかし、日本に帰ってきて、また靴は使い捨ての感覚になってしまい、今に至るていたらく。

夢はドミニック・ローホーさんのように、ブティックのようなスカスカのクローゼットに数枚の上質の服、数足の手入れの行き届いた靴だけで生活することですね。

考えてみたら、いつも履く靴は決まっているので、他の靴はいらないんじゃないか、とも思えるのですが…。うーん。

物が増えるのが目下の悩みです。

今週中にはビーコンズクローゼットに着ない服を持ち込む予定です。

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