LINSANITY

LINSANITYとはNBAプレーヤージェレミー・リンのLINと、狂気を意味するINSANITYを合せた造語。

2012年、どこからともなく現れたアンダードッグの中国人プレーヤーが、ニューヨークニックスに多大な勝利をもたらし、ニューヨーク中が連日リン選手に夢中になった。

それはまさに狂気の沙汰とも思えない素晴らしいリンのプレイでニューヨーク中が沸きに沸いた。

リンは台湾移民の息子で元々シリコンバレーのパロアルト出身、高校バスケリーグで優勝し、ベストプレーヤーにも選ばれたにも関わらず、カレッジバスケの奨学金はもらえず、ハーバード大学でプレイすることになります。
その後もドラフトされずに、せっかく入ったチームもどんどんクビになり、ヒューストンロケッツは入って12日でシーズンが終わり契約が消滅…。

優れた選手なのに、アフリカ系主導のスポーツであるNBAで、いかにアジア系が苦労しているかがこのドキュメンタリーで描かれています。もし俺がブラックだったら…とつぶやく場面も出て来ます。

そんな彼がニューヨークニックスで、この試合が俺の最後チャンスだ、そう覚悟して望んだ崖っぷちの舞台で大活躍。相手の選手もリンのことなんて知らないので、対応しようがない。
あれよあれよとリン旋風が巻き起こったのでした。

かつて対戦したことのあるレイカーズのコービーに「リンを知っているか?」とレポーターが訪ねると「誰だ?」との答え。そんなコービーをこてんぱんにやっつけたリンにニューヨークは狂喜乱舞しました。

活躍してからも人種差別的な扱いは続きました。しかしリンは「ネガティブなことをポジティブに変えるようにしている。怒りをパワーにして試合をしても良い結果は生まない」という精神性の高さを見せてくれます。

ニックスの後はかつて12日で解雇となったヒューストンロケッツに3年25億円で移籍しました。

この作品、非常に勇気がもらえました。6歳の頃の夢を本当に叶えたリンのバスケットボールへの愛情とひたむきな努力と、信仰心、キレない心の鍛錬を垣間みることが出来ます。

ポジティブな気分になりたいときの特効薬的な作品!

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当時、グランドセントラル駅のアーケードにあるクッキー店ではジェレミー・リンのクッキーが売っていました。

LIN

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